こんにちは^^
俳優を目指して、オーディションに参加するけどなかなか受かることができない、、、。
やっぱ俳優向いてないのかな、、。
どうしたら受かるんだろう。
今日は俳優である私が初めて受けた演技オーディションの3次審査を突破して合格に至った経験から、オーディションに受かるためにしたこと、合格者に共通する特徴を、数々の演技ワークショップで得た情報を踏まえてお伝えてしていきます。
経験者が語るとっておき情報なので、これを読んでくれたあなたのオーディション合格へのお力になれたらと思います。
オーディションに受かるためにしたことⅠ
第一印象を残す
オーディションは集まった人の中から配役にふさわしい人を選ぶことです。
そこで大切なことはまず、自分の第一印象を残すことです。
オーディションの何十人、何百人といる候補者の中から、この人気になるな、もっと演技をみたいなと思ってもらうには、第一印象は欠かせません。
逆に言えば第一印象を残すことができれば、次の審査に繋がりやすくなります。
では、具体的に、どうやって第一印象を残ぜばいいの?と思いますよね。
それは、自己PRです。
自己PRの時間を設けないオーディションも稀にありますが、大半のオーディションでは1分間自己PRで自分を表現する時間があります。はっきり言って、自己PRをうまく使わない手はないです。
自己PRの重要性
監督やプロデューサーはあなたのことを知りません。審査する側には、事務所からプロフィールが送られていますが、何十、何百もの候補者のプロフィールをじっくり見る可能性はほとんどないようです。
自由に自己紹介やPRをしてくださいと言われた際に、事務所名と自分の名前だけを言って終わる人もいますが、その時点で候補に残るのは非常に難しくなります。(ベテランで演技に自信のある人は別かもしれませんが)
自己PRをしない人=自己表現ができない人、もしくは、本気でその役を得たいと思っていない人と捉えられてしまします。
俳優として第一印象をどう残すか、これはあなたが考える以上に大事なことかもしれません。
役のイメージの演出として、あえてしないという選択肢出ない限り、自己PRをうまく使って印象を残すようにしましょう。
オーディションに受かるためにしたことⅡ
オーディションに対する心構え
オーディションを勝ち取るには日頃の準備と心構えが必要です。
オーディションは練習ではありません。
オーディションは日頃の練習の成果を発揮する場所です。
そのため、オーディションを練習の場だと思っていてはなかなか合格にはたどり着けません。
映像の仕事も舞台と同じように本番は1度、何度もできるチャンスはありません。
その1度のチャンスをどれだけ真剣に取り組むかももちろん大事ですが、そこに行くまでにまずは準備が必要です。
ここでいう準備とは、演技のワークショップや芝居の稽古に参加する。
もしくは日頃からエキストラなどの現場に参加することです。
日頃から演技の稽古やワークショップに参加することの大切さ
演技のワークショップに参加することで監督や演出家の目線を知ることができます。
監督や演出家がどんな芝居を求めているのか、人の心を引きつける芝居をするコツなど学び実践することができます。いろんな人の芝居を見ることでもかなり学びになりますが、人からの意見も大切にしましょう。
定期的にワークショップや事務所の稽古への参加することは自分の気づかない悪い癖を見直すことができ、自分のさらなる成長につなぐことができます。また、ここで得た経験は自信となりオーディションという一発勝負の場で活きてきます。
エキストラなどで日頃から現場に行くのもプロの芝居を観ることができる、自分も芝居の練習ができるというメリットがあります。
オーディションに受かるためにしたことⅢ
役柄のイメージをする
オーディションをする目的として監督やプロデューサーはイメージした役に当てはまる人を探しています。なのでまず、その役柄をイメージするようにしましょう。
イメージがわかない場合は似たような役を探してみるのも大切です。
台本があれば必ずしっかり読み込みましょう。
なぜ?やよく分からないなという箇所がある状態ではまだ落とし込めていません。
そのシーンの目的、セリフの意図を明確化させましょう。
その際に確認すべきことは5W(Whyなぜ,Whoだれ,Whatなにが,Whenいつ,Whereどこで)と、
場合によって2S(Seacretひみつ,Society社会のしがらみ)も理解することが必要です。
それらがあなたの中で明確になったら実際にセリフを入れて芝居をしてみましょう。
自分の芝居を客観的にみる
役柄のイメージができたら、実際に自分の芝居を動画で撮って確認するようにします。
その際、いつも稽古で人から言われている自分の癖が出てないか、イメージしたその役に当てはまって見えているかを確認します。
時間があれば人に見てもらうのがベストですが、時間がなければ自分で見て違和感や不快な点は修正していきます。修正した中でベストな状態が安定して演じれる状態に準備しておきましょう。
その際注意してほしいのが、形や動き方を再現できるようにするのではなく、シーンの目的、セリフの意図、5W2S を落とし込んだ状態でセリフの言い回しができているかどうかです。
オーディションでは相手が自分のイメージ通りに動くとは限りません。
ですから、相手がどんな芝居をしも対応できるように重要なベースの部分を落とし込んで対応できるようにおく必要があります。
監督の作品を観る
その監督がどういった芝居を求めているのか、作品や芝居の傾向を知るためにもオーディションに行く前に監督の作品はいくつか鑑賞しておくことをおすすめします。
実際、アメリカハリウッドではこれは常識のように行われていることのようです。
まとめ
オーディションに受かるためにしたことは
- 第一印象を残す
- 自己PRを効果的に利用する
- 日頃の準備(ワークショップ、現場に出る)
- オーディションに対しての心構え
- 役柄のイメージをする
- 客観的に自分の芝居を観る
- 監督の作品を鑑賞する
の7選です。
どれも外せないほど重要ですが、「客観的に自分の芝居を観る」ことは新たな発見につながる可能性が高いので、まだやっていない方はぜひやってみてほしいなと思います。
自己PRについても、実際のオーディションで私の前の人が事務所名、名前、よろしくお願いしますというかなり短い紹介をしていましたが、2次審査には進めていませんでしたのでやはり自己PRの重要性は高いと感じています。
オーディションに受かる自己PRの作成方法はこちらにまとめてあるので気になった方はチェックしてみてください。
オーディションでは自分ができる最善の演技をすることが重要です。
「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、日頃から準備をしたことは自信に繋がるだけでなく、成果として帰ってきます。
チャンスが来た時のために、いろんな経験を積んで準備しておきましょう。
オーディション経験談とアドバイス
オーディションで審査員が最も重視するのは、その役に当てはまるかどうかです。
セリフをきちんと覚えていてミスがないかといったことではありません。
もちろん、最善の芝居をするうえでセリフは覚えている必要があります。
しかし、緊張して噛んでしまったり、忘れてしまったりすることもあるかもしれません。
心配しないでください。1度噛んだくらいで、受からないなんてことはありませんので。
むしろ、噛んでも、セリフを忘れても、動じないで続けられることのほうが大事だったりします。
私もオーディションで演じているときに噛んだり、セリフを忘れたこともあります。
その時は、手に持っていた台本をちらっと見て、何もなかったかのように演じ続けました。
私以外にも、この人今ちょっとセリフ忘れてたなという場面がありましたが、最終的には合格してました。
そこからも分かるように、やはり一番大事なのはベースを持って演じられているかどうかです。
セリフ噛んだり、ミスをしてしまっても、最後まであきらめず、その分を埋め合わせるくらいのつもりでいれば合格できるチャンスは十分にあります。
まだオーディションに合格したことがない、ほとんど落ちてばかりで自信をなくしてしまった、毎回緊張して噛んでしまうという方は、一度心を楽にして、今回紹介したオーディションに受かるためにしたこと7選を実践してみてくださいね。
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