こんにちは^^
あなたは映画やドラマのオーディションを受けに行った際、自己PRをしていますか?
多くのオーディションの審査は自己PR30%演技70%の割合で審査をします。
30%が低いと感じる人もいれば、思ったより審査される割合として高いと感じる人もいたと思います。
どちらにせよ、あなたが現時点で自己PRをしていないのならば、自ら合格の可能性を自ら下げてしまっていると認識すべきです。
特に、演技経験の浅い人新人俳優さんほど自己PRを利用して第一印象を残すのは必須の策でしょう。
今回は、俳優としてオーディション突破をするための自己PRとその活用方法をお伝えしていきます。
自己PRの意義
自己PRとは、あなたを知らない相手にあなたがどんな人なのかを伝えるためのものです。
多くのオーディションでは演技審査の前に1分間の自己PRの時間が設けてあります。
誰もが平等に与えられた1分という貴重な時間を10秒で終わる人もいれば60秒使う人もいます。
あなたが審査員だったら、前者、後者どちらがオーディションにかける想いが強い印象を得るでしょうか。
おそらく10秒で終えてしまう人より60秒駆使して使っている人のほうが、内容はどうであれ、「あぁ、あの話の人ね」というように印象には残りますよね。
オーディションは印象が残らなければ次のステップに進めませんし、選考者が悩んだときの最終的な決め手に自己PRの第一印象が影響することもあります。
とはいえ、1分間の内容が重要であり、ただ時間を埋めればよいわけではありません。
自己PR攻略法
自己PRは内容が重要です。特に人が感動するPRはかなりの武器になります。
あなたを全く知らない相手に自分はこんな人間であるということ、それに加えて、自分が俳優にかける想いや、お芝居を通して伝えたいことなどを存分に詰め込みましょう。
とはいえ、なにを話せばいいか分からない、自分がどんな人間か分からない、そんな人もいますよね。
まずPRを作る前に、自分がどんな人間なのかを探ってみましょう。
自分探しのやり方
初めに、30個のマスを作ります。
そのマス1つ1つに自分が思いつく好きなことをなんでもいいので書いていきます。
例えば、ダンス、ドラム、古着、英語、マイケルジャクソンなどなんでもOKです。
マスを埋めたら今度はそれらを似たようなジャンル同士に同じ印をつけ、ジャンルごとに選別していきます。
ジャンルとは、ファッション、運動系、音楽など大きなくくりになるものです。
その中で一番多かったジャンルがあなたを象徴するものになります。
自己PRの作り方
上の自分探しで見えてきた最も当てはまるものが多かったジャンルがあなた自身を表すものです。
自分を象徴するジャンルからみえてくる自身のエピソードを踏まえながら自分を表すPR文を200文字程度で作成しましょう。PRの最後に、俳優としてどんな役者でいたいか、どんな芝居がしたいか、芝居を通してなにを伝えたいかなど自分の経験をもとに伝えるとなおさら第一印象として磨きがかかります。
私の場合は、俳優を目指すきっかけになった出来事と、そのとき感じたこと、最後にどんな俳優になりたいかを自己PRにしています。
自己PRの伝え方
自己PRを効果的にするには伝え方も重要です。
まず、審査員が複数名いる場合、できるだけ全員の顔を1度は見るように伝えましょう。
そして自分のエピソードを伝えるとき、相手にその風景が浮かぶように伝えるのがコツです。
これはあなた自身がその時の状況を思い出し、イメージしながら伝えることで相手にもその情景が見えてきます。
自己PRで受かるための心構え
自己PRでいい印象を残すには緊張しないことです。
オーディションに呼んでくれてありがとうという想いで臨むことが大切です。
オーディションの審査員はあなたの敵ではありません。むしろその逆です。
オーディションに呼ばれるということは、審査する側の誰かがあなたに会いたかったということです。ですから、会いたいと思って呼んでくださった監督やプロデューサーに愛を持って接する必要があります。極端な例でいうとオーディションは監督・プロデューサーと俳優のお見合いのようなものです。お見合いでがちがちに緊張していては本来のあなたが見えてこないだけでなく、なかなか分かり合うのも厳しいですよね。反対にリラックスして、自分のことを知ってほしい、あなたのことも知りたいというスタンスでいたほうが印象がいいため、この人とぜひ一緒になりたいと思うのです。これはオーディションでこの人と一緒に仕事がしたいと思うのと同じことです。
おわりに
最後に、自己もう一度自己PRの重要性を考察しましょう。
あなたが審査員になったとします。1分のPR時間を設けています。
その際Aさんは「○○事務所の○○です。よろしくお願いします。」という基本情報で終わりました。Bさんは基本情報に加えて「こんなきっかけがあり、こういう理由で俳優になることを決心しました。将来はこんな俳優になりたいです」と自分のことを話しました。
実技審査ではAさん、Bさん同じくらいいい芝居を見せてくれました。
どちらか悩んだ末、あなたはどちらの候補者と一緒に仕事がしたいと思いますか?
おそらく、大半の人は最終的に自己PRの第一印象がよかったBさんを選ぶと思います。
Bさんは最初のPRの時点でお互いの関係を一緒に築いていきたいという想いや意思が伝わってきましたよね。自己PRの重要性はそこにあります。
これを読んだあなたはすでにライバルと差をつけるステップアップのカギを握っています。
あなたの自己PRをブラッシュアップさせてオーディション合格を目指しましょう!
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