皆さん、フィジー留学というのを聞いたことがありますか?
格安な値段で英語を学びながら南国生活ができるんです!
英語がもう少し話せたらな―。留学してみたいなー。
1週間英語を学びながらバカンスができたらなー。
お子さんと一緒に南国で英語に触れ合う生活をしてみようかな。
そんな方々の希望を叶えられるのがこのフィジー留学です。
今回は留学経験者によるフィジー留学の実態をお伝えいたします。
フィジー留学に向いている人
フィージー留学に向いている方は
- 新しい価値観に出会いたい、視野を広げたい
- 仲間と楽しく英語を学びたい
- ローカルな生活がしたい!多少不便のある生活でも構わないというタフさがある
- 費用を安くおさえたい
このようなところでしょうか。それぞれその理由を解説していきましょう。
新しい価値観に出会いたい、視野を広げたい
フィジーは日本とは文化、習慣が大きく異なります。
国民性の違い
いろいろな違いはありますが、まず、第一に国民性の違いがあげられます。
熱帯地域ののどかで自然豊かな地に暮らす人々は性格もゆったりとおおらかな人が多いです。
バスを待っていれば現地の方が気軽に話しかけてきてくれたり、学校の先生が通りかかりに一緒に車にのせて学校まで送ってくれたりと、縛られることなく自由な雰囲気の中で生活しています。
宗教の違い
つぎに、宗教の違いがあげられます。
フィジーで暮らす民族は主にフィジー系の人とインド系の人で90%以上が占められています。
その中でもフィジー系はキリスト教徒が多く、インド系はヒンドゥー教、イスラム教を信仰していることが多いです。
私はインド系のイスラム教徒の家族のもとにホームステイをさせてもらいましたが、毎晩モスクの方向にお祈りをしていたりと、日本ではなじみがない宗教に深く触れることができます。
食文化の違い
3つ目に食文化の違いです。
これは先ほどの民族と宗教とも少し関わってきます。
まず、フィジー系の方々の主食となるのは主にイモです。
そのイモはキャッサバと言って日本で大ブームをおこしたタピオカのでんぷんのもととなっているイモです。少々カロリーは高めなので食べ過ぎには注意してくださいね。
では、インド系の方々は何を食べるのでしょう。そうです、カレーです。
毎日カレーといっても過言ではありません。
しかし、カレーとひとことで言っても毎回違うカレーなんです。
種類が豊富で味も全然違うので意外と飽きないんですよ。
いずれにぜよ、フィジーの方々は栄養バランスをあまり考えていないようなので炭水化物を多く取りがちになります。
おいしい南国フルーツがお手頃な値段で手に入るのでビタミンの摂取も積極的に心掛けたいところです。
仲間と楽しく英語を学びたい
フィジー留学と聞くと、そんな南の島に日本人はいるの??と思った方もいるかもしれませんね。
実はたくさんいます。フィジー留学を提供している日本の機関は3つほどあります。
その中で私が留学を経験したのはFree Birdです。
ここでは最初にクラス分けのテストがあり、自分のレベルに合ったレベルのクラスで英語を学習することができます。
クラスにもよりけりですが、だいたい10人くらいの人数で円になってみんなの顔が見れる形で授業をします。
授業はスピーキングなどアウトプット中心です。
EOP(イングリッシュ オンリー ポリシー)のもと行われるため、授業中は基本的に英語しか話さない環境です。
そのため、どうにか絞り出して英語で伝えようと思うため、英語を使うことに抵抗がなくなります。
また、EOPというと厳しいのではないか、と思うかもしれませんが、先生も他の学習者の方も助けてくれるので心配する必要はありません。
大事なのはコミュニケーションがとれるかどうかです。ジェスチャーでもなんでもして伝えようとする気持ちは国際交流の第一歩です。
同じレベルの仲間たちと一緒に協力しながら英語を伸ばしたいという方には最適な環境です。
ちなみに他の機関は Colors FijiとBlue Will。
こちらの特徴としては少人数レッスンに加えてマンツーマンレッスンを行っているようです。
いずれにしよ、楽しく英語を使いながら英語でコミュニケーションをとれることを目的としています。
すでに高度な英語力があり、より完璧な発音や文法にこだわりたいという方にはあまり向かないかもしれません。
田舎の生活を感じたい
フィジーは発展途上の国です。
家の前に牛が歩いていたり、サトウキビを運ぶための小さな貨物列車が走っていたりします。
自然豊かで時の流れがゆったりとした、のどかな田舎を想像してください。
いいところもたくさんありますが反対に不便があることも心に入れておいてください。
困ったらコンビニにいけば何とかなる。そんな甘い考えではいけません。
コンビニなんてありませんし、夜は暗く、お店は20時頃には大抵閉まってしまいます。
また、学校の水道も突然水がでなくなることがあります。
お風呂は太陽光で温めたお湯を使用する家庭も多く、天気が悪い日が続くとあまりあったかいお湯がでないというところもあります。
留学中に高熱を出した経験談とアドバイス
普段とは違う慣れない生活に疲れて風邪をひいてしまうこともあるでしょう。
私はフィジー留学中にとんでもない高熱を経験しました。
普段、私は滅多に風邪をひかないので、多少の熱があると知っていながらも、そのうち治るだろうと休まず学校に登校していました。
無理をし過ぎたのか、もうダメだと思ってホストファミリーに病院に連れて行ってもらった頃には40度の高熱でした。
すぐさま点滴を打ってもらい熱は下がりましたが、しばらくは声がでない日が続き大変苦労したのを覚えています。
みなさま、体調不良を感じたときには放っておかずに早めにお医者さんのところへ行きましょう。
それから、暑い国ですので水分をたくさん飲んで脱水症状にならないように注意してくださいね。
困難がありながらも異国ならではのローカルな生活を体験できたのはかけがえのない財産となっています。
日本での当たり前の生活がいかに便利に囲まれた生活かということを実感することでしょう。
とにかく費用を安く抑えたい
フィジー留学のうれしいところはなんといっても費用の安さだと思います。
授業料と生活費を足した一カ月の費用が15~20万というのは破格な値段ですよね。
物価が日本の3~4分の1というのもありがたいところです。
格安で楽しくのんびりとローカルな生活を送りながら英語力を高め、ビーチを楽しみたいという方にはおすすめです。
まとめ
いかかでしたか^^
今回はフィジー留学考えている方にお伝えてしておきたい情報を提供させていただきました。
フィジー留学のメリットとして、新しい価値観に出会える、南国ならではのビーチリゾートやローカルな体験ができる、仲間と一緒に楽しく英語力を上げることができる、費用が安いことがあげられます。
デメリットとしては英語になまりがあるため完璧な英語を追求する上級者には向かない、便利さを追求する方、体調が良好でない方、大型ショッピングモールでショッピングを楽しみたい、夜遊びを楽しみたいという方にはあまり向いていないと思います。
留学はあなたの価値観を変える素晴らしい経験です。
そこでの出会い、経験はあなたの一生の宝物です。
あなたが本気で留学したいと思うなら、一歩踏み出してみてください。
人生は一度きり、今できることは今しかできないかもしれません。
ぜひ、あなたの人生が、より豊かなものになることを願っています。
コメント